未来のミライ
3年ぶりの細田守監督作品、観てきました。
前作の『バケモノの子』は夏休みらしい冒険譚でしたが、本作品は主人公のくんちゃんが奮闘するハートウォーミングな一本でした。
妹が生まれて、最初はお兄ちゃんとして頑張ろうとするものの、両親ともになかなか自分にかまってくれなくなり嫉妬してしまいます。
そんなくんちゃんに、庭の木の不思議な力がはたらいて、過去と未来、いろんな人がくんちゃんの背中を一押ししてくれます。
僕はこの映画を、くんちゃん視点としてではなくくんちゃんを見守るような立ち位置で観ていたような気がします。
まだ自分に子どもがいるわけではありませんが、子育てに対するイメージをひとつ身に付けられた気がします。
物語の中で、くんちゃんのお母さんとおばあちゃんが会話するシーンがあって、その中で印象深い台詞としておばあちゃんが言った「子育てに願いは大切だよ」的な言葉に得心がいきました。
うまく言語化できませんが、いつか子育てをする日が来たら、この映画を観て感じたものを子どもに与えられるように頑張りたいです
