✱ふぉとびより✱

HALが綴る写真日記

フィルムカメラを始めた話

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今年の3月の出来事なんですけどね。

 以前よりとある友人に勧められていて、勢いだけで購入に至りました。
写真にあるのが僕の今の愛機、「OLYMPUS OM-1」でございます。

なんとこのカメラ、初製造が1972年なので40年以上前の技術で生まれたカメラなんですね。
秋葉原にある東京CAMERAのオンラインストアで購入しました。
非常に状態が良く、フィルムの巻き上げ、シャッター、露出計、セルフタイマーといった機構が全て動作良好でした。

肝心の写真はまた別のタイミングで紹介していきたいところなんですが、このカメラのおかげでしばらく忘れていた写真を撮るということの楽しさを思い出すことが出来ました。

今は、写真を撮るにもオート機能が当たり前の時代ですが、機械式のカメラはピントも露出もすべて自分で設定しなければならず、非常にめんどくさいw
おまけに、フィルムの値段も36枚撮りで1000円以上するものもほとんどで、写真を撮るにもお金がかかる、そんなガジェットに奇しくもハマってしまいましたw

その代わり、フィルム1コマにお金がかかっている以上は、失敗したくないし、いい絵を切り取りたいという強い気持ちでシャッターを切るので、1枚1枚を大切にできるところが好きですね。
あとは、OM-1の「ガシャン」というシャッター音が心地いいんです。
音のわりにミラーショックが小さいので手ブレしにくいですし。
フィルム巻き上げも、噂に聞くライカのダブルストロークと比べてしまうと少々味気ないかもしれませんが(いずれはライカ欲しいw)、最後の1コマに向けて仕上げていく感覚がまた次のコマへの期待を膨らませてくれます。

写真を撮るために出かけることもありますが、ちょっとしたお出かけのオトモに。
友人と遊びに行ったり、恋人とデートをするときにも欠かさず持ち歩いています。

そうやって楽しいひとときを切り取ったフィルムを現像に出して、写真を見るまでの時間までもが愛おしくなるほど、OM-1が大好きです。

今この時も、リバーサルフィルムを現像に出していて、返ってくるのをワクワクしながら待っています。
これから、このカメラで撮った写真を順次閲覧できるようにしていきたいと準備しておりますので、そちらも楽しみにしてもらえれば幸いですし、フィルムカメラに興味を持ってもらえれば、界隈も賑やかになっていくのかなぁと思います