✱ふぉとびより✱

HALが綴る写真日記

写ルンです使ってるんです

京都駅10番線

フィルムカメラを始める前に触ってみたのが写ルンです

 カメラの形をしてますが、これはレンズ付きフィルムなのであくまでもフィルム。
富士フィルムから販売されているものは大きく2種類あって、それぞれISO感度が異なります。
ざっくり言うとISO感度が高くなれば、光に対する感度が高くなるので暗いところでも撮りやすくなります。

軽く比較してみる

fujifilm.jp焦点距離:32mm
絞り値:F10
シャッター速度:1/140秒

fujifilm.jp焦点距離:32mm
絞り値:F14
シャッター速度:1/200秒

焦点距離は共通の32㎜と、なかなか広角なのでスナップとしてもちょうどいい具合です。
また、だいぶレンズを絞っているので被写界深度が深いので、全体的にピントが合います。
ピント合わせが不要な状態になってるわけです。

カメラの露出というのは、シャッターを開けたときにどれだけ光を取り込むかということで、レンズの羽(絞り)の開き具合と、シャッターを開けている時間の足し算で決まり、ISO100を基準としたときに高くなるほど増感していきます。
Ev(露出)=Av(絞り値)+Tv(シャッター速度)
感度も含めて計算すると、どちらの写ルンですも概ね日陰ぐらいで撮るとちょうどいい感じになり、1600のほうが高感度と言いつつ実はあまり変わりませんw
むしろ400のほうが微々たる差ですが明るい場所に強いようです。
どちらも同じぐらいの露出なので、シャッター速度で選べばいいかと思います。
まぁそこも大して変わりはないんですが、少しでも動きに強くしたいのであれば、シャッター速度が速い1600になりますね。
あと、ピントの合う範囲が1600のほうが手前に広いので、多少は寄れます(0.8m~)。

僕の使い方

ヘキサタープ下


プラスチックのレンズを使用しているため、写りがチープです。
これがいい意味で働くのが写ルンですの良いところなんですが、綺麗な景色を撮るには絵がぼんやりしがちになってしまいます。
なので、最近僕が写ルンですを使うときは、友だちなんかを撮るのに使ってます。
設定も不要なので誰でも使えるのも良いところで、友だち同士で回して撮り合いっこするのも楽しいです。
現像するまで写真が見られないもどかしい楽しさなど、フィルムのアナログ感を手軽に気軽に味わえるので、生活のアクセントに取り入れてみてはどうでしょうか

船橋親水公園